"不動産屋の担当者に条件出しをしたら、その条件が現実的かどうかをチェックしてみることが大切です。
もし現実的に不可能な条件のようでしたら、多少なりとも条件の幅を広げて不動産屋に再度相談をしてみましょう。

 

雑誌を見て希望に近い部屋があれば、不動産会社に連絡すれば良いのですが、そうでない場合は条件を考え直す必要もあります。
確かに条件というのは物件探しで非常に重要なことですが、妥協をすることも大切なことなのです。

 

自分の物件条件の幅を広げることでより良い物件に巡り合うことがあります。
もちろん予定家賃設定を上げれば理想の条件に合う物件と出会えますが、後々のことを考えてなるべく家賃設定の変更はしないようにしましょう。"



設定した条件が現実的かを確認ブログ:28-7-2022

僕が幼い頃、
祖母は、僕の家から少し離れた所に
一人で暮らしていました。

僕がたまの日曜日に遊びに行くと喜んで、
僕の大好きなオカラを
冷蔵庫から出して食べさせてくれました。

祖母が作るオカラは、
ごま油が香ばしく、
挽き肉、人参、キノコや油揚げがふんだんに入っています。

大きいタッパーにビッシリ入っているので、
こんなに食べられないと思っても、
不思議なことにどんどん箸が進みます。

母親がオカラを作っても、
どうしても祖母の味にはかないません。

祖母にどうしてこんなに美味しく作れるのか、
僕は一度聞いてみたところ、
「あんたが美味しそうに食べる顔を想像しながら、
ゆっくりゆっくり作るだけだよ」と、
祖母は優しく語ってくれました。

それでも幼かった僕は、
この美味しさには、
何か特別の秘密が隠されているに違いないと思ったものです。

僕の出身地・山形では、
大晦日に「納豆汁」というものを食べます。

ゼンマイやキノコ、油揚げ、豆腐、
ズイキイモの茎を天日で乾燥させた「カラトリ」など、
沢山の具が入ったお味噌汁に、すり潰した納豆を入れるのです。

納豆汁には、一年が終わる切なさと、
一年の疲れが一気に吹き飛ぶような温かさとが籠っています。

ある年の我が家の納豆汁は、例年になく美味しいものでした。
具にしっかり味噌と納豆の味が染み込み、
それでいて優しい味にしみじみとなりました。

「これ、今まで食べた中で一番美味しいね!」と
僕が母親を絶賛すると、母親は不機嫌になりました。

実はその年に限って、
母親は祖母が作ったものを貰ってきていたのです。

僕はフォローの仕様がなく、
少しバツの悪い大晦日になってしまったのも、
今となっては良い思い出です。

嗚呼,いい気分